調査方法

縦断的コホート調査の概要

調査は、コホート調査で行いました。
生後8か月からの第一次調査から始まる前向き調査を通じて、コミュニケーション行動の定型発達過程の解明を目指ました。また、その後発達障がい等の確定診断が下った児がいた場合、それまでの調査項目の通過率を分析することで、発達障がいの初期徴候を解明する後ろ向き調査も行いました。

それぞれの時期の調査は、項目反応理論に基づく分析により、調査項目の識別力や難易度を、統計的に確認しています。

図2 コホート調査の概要

一日の生活イメージ


調査対象

調査対象:旧前原市・志摩町・二丈町の3地域(現 糸島市)で平成12・13年に出生した児 当初標本数1923人
抽出方法:全数(住民基本台帳に基づく悉皆)調査

<一次調査> 8~18ヶ月 調査時期:平成12年~13年
 アンケート調査(生後8か月~18か月まで2か月毎)8~16ヶ月は郵送で
 18ヶ月は、1歳6か月児健診にて回収及び心理士の面接 
<二次調査> 36ヶ月   調査時期:平成15年~16年
 3歳児健診にてアンケート回収及び心理士の面接
<三次調査> 5歳    調査時期:平成17年
  就学時健診にてアンケート回収
<四次調査> 7歳    調査時期:平成19年
 小学校においてアンケート配布及び回収
<五次調査>       調査時期:平成24年
 確定診断済みで調査対象になっている児に対してのADOS(自閉症スペクトラム評価のための半構造化観察検査)実施
  ※ADOSリサーチライセンス保持者による実施